軽い朝食を済ませ、いつもの様に結露を拭こうと窓に寄ると凍りついていた。指で触れば冷たく、思った以上に頑丈で削れそうにもない。サッシの辺りには薄い氷がぱらぱらと散らばっており、硝子のようにも飴細工のようにも見えた。元旦に食べたいちご飴のこと…
新年が明けていた。コロナウイルスの拡大により今年は親戚の家で過ごすということがなく、恐ろしく時間の進むのが遅い正月を過ごしていた。毎年、三が日は移動が多く気疲れしていたのでこれはこれで過ごし易くてよい。 2021年は新しいことをしていきたいと思…
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