5日以上ブログを空けたくないと思いながら、そうもいかないときもあって、一抹の悔しさみたいなものを感じながら。
チョコレートを食べている。ほんの2年ほど前までは、苦手どころかこの世でもっとも毛嫌いする天敵でさえあったというのに。昔からとにかくチョコレートが駄目だった。味もにおいも。なので2月14日は私が世界でもっとも嫌う日でもあった。おさない頃、海水の中で目を開けられないという理由でイルカの調教師になるという夢を諦めた私は、今度はパティシエを目指していた。小学生頃までは割かし本気だったように思う。が、そんな夢もチョコレートが食べられないという理由で諦めたのだった。そう、チョコレート。とにもかくにもこいつが苦手だった。けれどお酒を嗜むようになり、珈琲が呑めるようになると、たちまち私の舌はチョコレートすら受け入れ始めた。寛容さに慄いてしまう。
月曜日。妹がバレンタインだからといって、チョコレートのパンケーキを振舞ってくれた。スーパーで売り出されていたあまおうを使ったふわふわのやつ。ココアパウダーの生地にチョコレートをかけて、さらにホイップクリームを絞ったそれは、おそろしくおいしかった。部屋に帰ってチョコレートの箱を開けると、もう残り2粒になってしまっていた。大変かなしい。
あっという間に1日が過ぎてゆく。どういう風に自分は暮らしていきたいのか、みたいなことを近頃はよく考えている。時期が時期なのでね。野心があるわけでもなければ、おおきな目標を掲げているわけでもない。そういうことよりかは、とにかくご機嫌に暮らしていきたいな というのが 多分私の本心だし、大切にしたい部分なのだろう。なにぶんとても、のんびり屋だから。そこはブレずにありたいものだ。
メモ:年末に買ったポップコーンの素をいい加減使うこと。
