鯨を飲む

くうねるところ のむところ

風が吹きつける窓の外

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風が一際つよく吹いている。4月も末だというのにこの頃また寒くなりつつあって敵わない。忙しいのかそうではないのかよくわからない日々の中で、思いのほか元気にやっているように思う。最近の楽しみは新しく迎え入れたノートになにを書こうかと考えること。今日は自分にとって肌触りの良い言葉を書き連ねていた。何でも書いていいことにしている。書き損じてもいい。乱雑に書きたいことだけを書いてゆく。以前、インターネットで出会った女の子が「あなた自身のようなノートになるんだね」と言ってくれたことがあって、心底素敵だなあと思っている。このノートはどんなノートになってゆくのだろう。

文房具って凄まじい引力を備えている。ノートを買えば次はそれに相応しい万年筆が欲しくなるし、万年筆を買えば次は新しいインクが欲しくなる。果てしない。果てしないことは楽しい。

欲しいもの増えてきつつある。万年筆とインクは近々新調するとして、在宅暮らしによって苛め抜かれている背中と腰をいたわる為に、椅子用のしっかりしたクッションをかなり欲している。Amazonの出番なのかもしれない。あとはやっぱり本が欲しい。新しいリップだって欲しい。

 

今日はふたりの友人の誕生日だった。外に出たりすることが今、とても難しい世の中だけれど、彼女たちが愉快にすごしているといいなと思いつつ。今夜の私はキムチ鍋を食べたあと、いちごを食べるつもりだ。