鯨を飲む

くうねるところ のむところ

つやつやした色彩

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鮮やかでつやつやした、おいしいものたち。暑いし忙しいし体調を崩しがちだしで夏は苦手だけれど、食べものは大すきだ。夏野菜は溌剌としている。このところ、頭の中にモヤがかかったような感覚が取れずにいる。意識が数歩離れたところにある感じ。うっかり怪我をしてしまわないようにしなければならない。大抵こういうときに、私は指を切ったり階段から落ちて土踏まずを痛めたり、なにかを割ったり壊したりしてしまう。

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妹の島が流星群の日だった。綺麗だね 凄いねといいながら写真を撮る。右が私。なかなか思うように遠出をしたり、出かけたりができないでいるからなのか、最近はゲームの中で夏の砂浜を歩いたり、青々としたうつくしい海を泳ぎ回ったりして癒されている。ゲームの中の海からは、なんとなくだけれどすこしだけ塩素の匂いがする。泳いでいて思い出すのは磯のかおりではなかった。なぜだかは分からない。泳ぎ回るという記憶に結びついているのは海よりもプールだからかもしれない。海がすきで、泳ぐこともすきだ。

立派に箱庭療法の恩恵を受けてしまっているのを痛感している。今年の夏はどうなってゆくのだろう。叔父が最近、畑でメロンを育てているらしい。私たちの家ではかぼちゃを育てている。どちらも上手に育ちますように。野菜もひとも、すこやかでありますように。